トヨタ車体、前期の決算を訂正

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トヨタ車体は24日、2008年3月期の決算を訂正すると発表した。

連結決算で、売上高、営業利益、経常利益は据え置いたが、税金等調整前当期純利益を前回公表の216億2400万円から186億100万円に修正する。最終利益も131億700万円から113億500万円に修正する。
 
同社は、2007年10月に岐阜車体工業を株式交換により完全子会社とした。これに伴い、岐阜車体が保有していたトヨタ自動車の株式を2008年3月末に売却した。

この売却益について、当初は岐阜車体工業の個別貸借対照表上の取得原価を基に売却益を計上していたが、連結上は、同社の連結受入時点での時価を簿価として、売却損益の修正を行う必要があることが判明した。この修正により、特別利益19億9300万円の取り消しと、売却時点での時価下落分として特別損失10億2900万円を計上する。

《レスポンス編集部》

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