日本自動車工業会が発表した2008年度(08年4月 - 09年3月)の国内の四輪車総需要見通しによると、前年度比12.2%減の467万台と大幅マイナスになる見込み。
年度を通じて所得の低迷に加え、年度後半の米国の金融危機に端を発する世界的、大規模な景気後退により、消費マインドや企業収益が大幅に悪化したことにより、2008年度の新車需要は前年度を大きく下回る見込み。
内訳は登録車が同16.7%減の285万4000台と、300万台を割り込む見通し。軽四輪車は同4.1%減の181万6000台となる見込み。
乗用車は登録車が年度後半の急激な景気後退で消費マインドが低迷、同16.2%減の248万5000台となる見込み。軽乗用車は同2.5%減の139万台にとどまる見通し。
普通トラックは物流の落ち込みなどから同23.7%減の12万7000台となる見込み。このうち、大中型トラック需要は同24.9%減の6万4000台と7万台を割り込む見通し。