三菱電機は、日系企業の進出意欲の強いインドでFA(ファクトリーオートメーション)製品のサービス体制を強化するため、ニューデリー近郊のグルガオンに「三菱電機インドFAセンター」を新設し、4月1日から業務を開始する。
インドでは、デリーを中心に多くの日系大手自動車メーカーと部品メーカーが進出して、生産体制の整備を進めており、今後もFA製品の需要拡大が見込まれている。インドでの同社FA製品に関するサービスは、これまでシンガポールにある「アセアンFAセンター」やインドの現地代理店を通じて実施してきたが、より高度で迅速なサービスが求められていた。
今回、インドFAセンターをグルガオンに新設することで、日系企業の進出が多いインド北部地区を中心にFA製品に関する技術的な相談から、顧客がエンジニアを育成する際のサポートを、タイムリーに日本語で提供できるようサービス体制を強化する。