沖電気、小型音源分離モジュールを開発

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沖電気、小型音源分離モジュールを開発
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沖電気工業は25日、組み込み機器向け「小型音源分離モジュール」を開発したと発表した。

複数のマイク入力に対し信号処理を施すことで、特定方向から入力された音のみを分離・抽出する「音源分離技術」を小型モジュール化し、小型機器への搭載を可能としたもの。

携帯端末やナビゲーションシステム、テレビ会議システムなど、様々な場面で音声認識や遠隔通話を利用する場面が広がってきた。これに伴って話者以外の音源の混入による認識性能の低下、通話品質の劣化を改善する技術として音源分離技術が注目されている。

今回、同社は早稲田大学と共同で、少数のマイクロホンで特定方向からの音を分離・抽出する音源分離技術を開発し、この技術を利用して携帯端末などに搭載可能とする小型音源分離モジュールを開発した。小型音源分離モジュールは、4つのマイクに入力された信号を用いて数種類の指向性を形成し、周波数ごとに目的とする音声の成分と雑音成分を分離する。
 
同社では小型音源分離モジュールを情報通信機器市場や情報家電市場向けに積極的に展開するため、モジュールの製品化を目指す。

《レスポンス編集部》

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