ブリヂストンは、2009年の国内外のモータースポーツ活動を発表した。
4輪カテゴリーでは、F1世界選手権で昨シーズンに続き、2010年まで公式タイヤサプライヤーを務める。今シーズンは、同社とFIAが昨年より共同でグローバルに展開している環境啓発活動のキャンペーンの趣旨を広くアピールするため、グリーンラインを引いたタイヤ「MAKE CARS グリーンタイヤ」を全戦全チームに供給する。
世界各地からF1ドライバーを目指す若手選手が集結する「GP2シリーズ」は今年開催5シーズン目、「GP2アジアシリーズ」は開催2シーズン目を迎える。同社は今シーズンも単独サプライヤーとして、引き続き若手選手育成を支援する。
インディカー・シリーズとして人気の高い「IRL」では、単独サプライヤーとしてファイアストンブランドのタイヤを全チームに供給する。全日本選手権フォーミュラ・ニッポンでも単独サプライヤーとして、全チームにタイヤを供給する。
SUPER GTシリーズのGT500クラスでは、同社装着タイヤは昨シーズン9戦中8戦を制し、15年連続でシリーズチャンピオンを獲得した。今シーズンは10チーム10台にタイヤを供給する。
2輪カテゴリーでは2輪ロードレースの最高峰「MotoGPロードレース世界選手権シリーズ」で、昨シーズンV. ロッシ選手がシリーズチャンピオンを獲得し、同社サポートライダーが2年連続でシリーズチャンピオンとなり、シーズンを通じての優勝15回は、参戦以来最高の成績となった。今シーズンから3年間は公式タイヤサプライヤーとして、全チームにブリヂストンレーシングタイヤを供給する。
AMAスーパークロス/モトクロスシリーズでは、今シーズンもスズキ、カワサキ、ヤマハのワークスチームを始め、有力プライベートチームにもタイヤを供給する。ただ、このカテゴリーへのサポートは今シーズンで終了する。
このほか、全日本ロードレース選手権や全日本モトクロス選手権にもタイヤを供給する。