米国新車販売、34.6%減とやや持ち直し…3月実績

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米国新車販売、34.6%減とやや持ち直し…3月実績
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民間調査会社のオートデータ社は1日、3月の米国新車販売の結果を公表した。それによると、総販売台数は44万4892台で、前年同月比は34.6%減と2月の41.4%減から少し持ち直した。しかし17か月連続のマイナスと厳しい状況には変わりない。

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米国ビッグ3は、前年同月比で約4割の落ち込み。GM(サーブを除く)は首位の座はキープしたが、その販売台数は15万4069台で、前年同月比は44.4%減。3位のフォード(ボルボを除く)は12万4744台で41.3%減、4位のクライスラーは10万1001台で39.3%減と、大幅な減少が続いている。

日本メーカーのビッグ3も、前年同月比で3割以上の減少だ。2位のトヨタは39%減の13万2802台。『カローラ』は7.8%減の2万2257台とマイナス幅を少なく抑えたが、主力セダンの『カムリ』は33.8%減の2万5783台、新型投入を控えた『プリウス』は55%減の8924台と振るわない。

5位のホンダは前年同月比36.3%減の8万8379台。新型アキュラ『TSX』は16.6%増の2556台と引き続き好調だが、2月まで売れていた『フィット』は19.4%減の5300台と後退。主力の『アコード』と『シビック』も3割以上の減少だ。6位の日産は37.7%減の6万6634台。小型SUVの『ローグ』は1.6%増の6982台と好調だったが、大型ピックアップトラック&SUVは販売不振が続く。

韓国2社は、落ち込みを最小限に抑えた。7位のヒュンダイは前年同月比4.8%減の4万0721台と2か月連続のマイナス。しかし、失業したら車両を返却すれば残債が免除される新ローン、「アシュランスプログラム」は好調で、ライトトラック系は26.2%減だったが、乗用車系は3.8%増の3万1649台を販売している。8位のキアは0.6%減の2万4724台とマイナスに転じた。乗用車系は15.8%減と落ち込んだが、ライトトラック系は19.4%増の1万2844台と乗用車の不調を補った。

9位のフォルクスワーゲン(アウディなどを含む)は前年同月比20.1%減の2万2295台、10位のマツダは33.3%減の2万1974台、11位のBMW(MINIなどを含む)は22.9%減の2万1158台だ。

12位のダイムラー(メルセデスベンツとスマート)は前年同月比23.1%減の1万7356台だが、スマートは0.7%増の1746台と引き続き好調。13位のスバルは2.6%減の1万6249台とマイナスに転じたが、ライトトラック系は『フォレスター』人気により、30.1%増の7361台と健闘している。

複数のアナリストは、米国新車販売は底を打ったとの見方を明らかにしているが、3月は例年、値引きなどにより販売台数が増加するため、楽観視はできない。GMとフォードがヒュンダイの「アシュランスプログラム」と同様のローンを導入するなど、不況下で1台でも多く新車を販売しようという各社の取り組みが続いている。

《森脇稔》

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