日産、米国新車販売は37.7%減…3月実績

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日産、米国新車販売は37.7%減…3月実績
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北米日産は1日、3月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は6万6634台で、前年同月比は2月の37.1%減からやや悪化し、37.7%のマイナスとなった。

日産ブランドの乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が37.8%減の1万9521台、『セントラ』が36.2%減の6940台、『マキシマ』が26.4%減の3431台と、販売は引き続き不振。コンパクトカーの『ヴァーサ』(日本名:『ティーダ』/『ティーダラティオ』)も、17.8%減の6733台と精彩を欠く。

しかし、1月にモデルチェンジを受けた『370Z』(日本名:『フェアレディZ』)は、前年同月比24.8%増の1632台と3か月連続の前年実績超え。『GT-R』も137台を販売しており、日産ブランドのスポーツカーは人気だ。

一方、ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は、小型SUVの『ローグ』が唯一好調。ローグは前年同月比1.6%増の6982台を販売し、4か月連続でプラスをキープしている。

ローグ以外に好調なモデルがないのは、日産にとって痛いところ。『フロンティア』が前年同月比62.8%減の1785台、『タイタン』が58.2%減の1616台、『エクステラ』が51.3%減の1531台、『パスファインダー』が60.4%減の1637台と、いずれも5割以上の深刻な落ち込みだ。

インフィニティブランドでは、新型クロスオーバーの『FX』が、前年同月比6.3%減の1239台。新車効果が長続きせず、3か月ぶりのマイナスとなった。『EX』も37.6%減の906台と販売台数が減少。主力の『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)は52.1%減の2782台、『M』(日本名:日産『フーガ』)は49.5%減の886台と、そろって5割近いマイナスとなっている。

《森脇稔》

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