キアは2日、ソウルモーターショーで『KND-5コンセプト』を発表した。年内にも韓国で発売される『VG』(コードネーム)を示唆したキアブランドの最上級セダンで、3.5リットルV6(277ps)を搭載する。
VGは世界に通じる上級サルーンをテーマに開発。同じグループのヒュンダイ『アゼラ』のシャシーをベースに、アッパーラグジュアリークラスのセダンを構築した。
ボディサイズは全長4945×全幅1850×全高1475mm、ホイールベース2845mm。フロントにはキアのアイデンティティといえるグリルを装着。ヘッドランプやテールランプには最新のLED技術が投入された。アルミホイールは20インチの大型サイズだ。
エンジンは3.5リットルV6の「ラムダ」で、最大出力は277ps。トランスミッションはマニュアルモード付きの6速ATを組み合わせる。駆動方式はFF。
パノラマルーフを採用した室内は明るく開放的。クオリティを追求すると同時に、ラグジュアリーカーにふさわしい装備が盛り込まれている。
VGは9月に韓国市場へ投入予定。その後、北米にも輸出され、現行『アマンティ』の後継車種として発売する計画だ。