BMW X5M と X6M…世界最速SUVのパフォーマンス

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BMW X5M と X6M…世界最速SUVのパフォーマンス
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BMWは5日、『X5M』と『X6M』を発表。動画共有サイトでは、その走行シーンを収めたPRビデオが公開されている。

X5MとX6Mは、『M3』や『M5』などを開発するBMW M社が、『X5』と『X6』に世界最速SUVにふさわしい高性能を与えたモデル。エンジンはX6や『7シリーズ』に用意される4.4リットルV8ツインターボがベース。2個のターボチャージャーは最大過給圧1.5バールの専用ツインスクロールタイプに換装され、特許技術のエグゾーストマニホールド、CCM(コンプレヘンシブマニホールド)を採用。鋭いアクセルレスポンスやリニアなパワー、フラットなトルク特性を実現する。

ターボチャージャーは、V8エンジンのバンク中央に配置。排圧のロスを低減し、燃料の供給をスムーズに行う。インタークーラーは水冷と空冷の2種類の冷却システムを持ち、アルミ製オイルサンプも導入された。

これらの専用チューンの結果、X5MとX6Mは最大出力555ps/6000rpm、最大トルク69.3kgm/1500-5650rpmを発生。X6の「Xドライブ50i」グレードと比較すると、148ps、8.1kgmもパワフルだ。さらに、『M5』や『M6』の5.0リットルV10(507ps、53kgm)さえも上回る、M史上最強のスペックを獲得した。

動力性能は超刺激的。0-100km/h加速は4.7秒とM5と同数値。最高速は250km/h(リミッター作動)だが、リミッターを解除すると275km/hに到達する。4.7秒の0-100km/h加速は、ポルシェ『カイエン』の最強グレード「ターボS」の4.8秒を上回り、まさに世界最速SUVである。

もちろん、サスペンションやブレーキも強化。4WDシステムの「Xドライブ」にも専用チューンが施される。内外装もMモデルにふさわしいスポーティな装備が盛り込まれた。

2台の世界最速SUVの走りの世界は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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