NEXCO東日本・北海道支社は8日、北海道支社管内の料金所の総合安全対策が完了したと発表した。料金所総合安全対策は、ETCレーン横断時における料金所係員とクルマとの接触事故などを回避し、利用者が安心してETCレーンを通行できるようにするもの。
主要な内容は、(1)料金所係員のETCレーン横断時の接触事故を回避するための地下通路、屋上通路の設置(2)ETCレーンの移設で横断が回避できる場合は、ETCレーンを移設(3)追突防止対策として、ETCレーンでの通信異常により車両が停止した場合、ETC表示が「閉鎖中」に自動表示するように設置(4)視認性を向上させた遠隔操作可能なレーン遮断機を設置、の4つ。
千歳IC出口ほか計6箇所に地下通路を、新川IC入口に屋上通路を設置。ETCレーン移設は恵庭IC入口・札幌南IC入口ほか計9箇所で実施。「閉鎖中」自動表示、レーン遮断機設置については、45箇所のIC、計100レーンに対策が施された。