クルマを盗み、ネットで同乗者を募る

自動車 社会 社会

警視庁は8日、今年2月上旬から中旬までの間、東京都内などでクルマ10台を次々に盗み、乗り回していたとして、19歳の少年を窃盗容疑で逮捕した。少年はインターネット上の自己紹介サイト(プロフ)で同乗者を募っていたという。

警視庁・少年事件課によると、逮捕された少年は今年2月6日から13日までの間、東京と江戸川区内を中心にクルマ10台を盗んだ疑いがもたれている。2月13日深夜にクルマを盗もうとした際、車内で仮眠していた所有者に発見され、窃盗未遂容疑で逮捕されていた。

少年はクルマを盗み、プロフで「クルマに乗りたい人いませんか?」などと同乗者を募り、実際に14-19歳の男女を乗せてドライブに行っていたという。ガソリンが切れる度にクルマを乗り換え、同乗希望者が増えるに従い、盗むクルマも大型化していったようだ。

調べに対して少年は「タクシー運転手だった祖父の運転を見たり、ゲームでクルマの運転を覚えた」と供述。中学生の頃から無免許運転を続けていたという。窃盗未遂での逮捕時は家出中で、家出の発端も「親族に無免許運転を注意され、腹が立ったから」というものだった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る