三井造船子会社、三浦バイオマスセンター建設に着工

自動車 ビジネス 企業動向

三井造船は13日、100%子会社である三井造船環境エンジニアリングが三浦地域資源ユーズから受注した、し尿・浄化槽汚泥および農水産物残渣を処理する「三浦バイオマスセンター」(仮称)の建設に着工した。同センターは、2010年3月の完成予定。

同センターは、神奈川県三浦市の衛生センターの老朽化に伴う建て替えで、し尿・浄化槽汚泥だけでなく、三浦市の特産物である大根、スイカなどの農産物残渣(未利用バイオマス)や処理後の小魚など(廃棄物系バイオマス)の水産残渣を一緒に処理することができるのが特長。

処理の過程で生じるメタンガスは、施設を動かすためのエネルギーとして再利用し、堆肥化設備を備えて、堆肥を生産し、農家に利用してもらう資源循環型の施設となる。
 
三浦地域資源ユーズは、「三浦地域再生計画」「三浦市バイオマスタウン構想」の実現を目指す第3セクターとして、2006年7月に三浦市と市内外の計28団体の経済団体などの出資により設立され、センターの建設・運営を行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る