三井造船子会社、三浦バイオマスセンター建設に着工

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三井造船は13日、100%子会社である三井造船環境エンジニアリングが三浦地域資源ユーズから受注した、し尿・浄化槽汚泥および農水産物残渣を処理する「三浦バイオマスセンター」(仮称)の建設に着工した。同センターは、2010年3月の完成予定。

同センターは、神奈川県三浦市の衛生センターの老朽化に伴う建て替えで、し尿・浄化槽汚泥だけでなく、三浦市の特産物である大根、スイカなどの農産物残渣(未利用バイオマス)や処理後の小魚など(廃棄物系バイオマス)の水産残渣を一緒に処理することができるのが特長。

処理の過程で生じるメタンガスは、施設を動かすためのエネルギーとして再利用し、堆肥化設備を備えて、堆肥を生産し、農家に利用してもらう資源循環型の施設となる。
 
三浦地域資源ユーズは、「三浦地域再生計画」「三浦市バイオマスタウン構想」の実現を目指す第3セクターとして、2006年7月に三浦市と市内外の計28団体の経済団体などの出資により設立され、センターの建設・運営を行う。

《レスポンス編集部》

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