日米欧の自動車業界、メーカー視点での バイオ燃料ガイドラインを策定

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日米欧の自動車業界、メーカー視点での バイオ燃料ガイドラインを策定
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日本自動車工業会は14日、米国自工会(AAM)、欧州自工会(ACEA)と米国エンジン工業会(EMA)と共同で「WWFCバイオ燃料ガイドライン」を発行した。

バイオ燃料は、地球温暖化対策の一環や、自動車用燃料の多様化を目的として世界的に活用が進められており、自動車業界もバイオ燃料の活用に賛同し、自動車のハード面での対応を進めている。

バイオ燃料の活用として、一般にバイオエタノールをガソリンに混合したり、各種油脂を脂肪酸メチルエステル化して軽油に混合使用されるが、自動車の燃料系統や排出ガスへの悪影響を防止するためには、バイオ燃料の品質確保が必要。このため日米欧の自動車業界として自動車メーカーの立場から、望ましいバイオ燃料品質について議論を重ね、今回バイオ燃料ガイドラインをまとめた。
 
ガイドラインは、ガソリンに10%まで混合するためのバイオエタノール(E100)と、軽油に5%まで混合するためのFAME(脂肪酸メチルエステル)の推奨規格。自工会などは様々な市場における燃料品質が統一されることを期待するとしている。

《レスポンス編集部》

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