豊田通商と竹内製作所、建設機械事業で提携

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豊田通商と竹内製作所は、協力関係を強化するため、資本業務提携契約を締結することで合意した。契約に基づいて竹内製作所は豊田通商を割当先とする新株を発行、豊田通商は竹内製作所に6.99%出資する。

竹内製作所は、ミニショベル・油圧ショベル・クローラーローダーの建設機械、工業用撹拌機の完成メーカー。建設機械の販売先は9割以上が海外市場向け。一方、豊田通商は、コア分野として位置付ける自動車関連事業に加え、非自動車関連事業の拡大によりバランスのとれた収益構造への変革を目指している。

こうした背景のもと、両社は建設機械事業の発展・拡大を目的に、お互いの得意分野を生かした共同事業創出への取組、シナジー効果の発揮、を大きな柱として信頼・協力関係を構築し合うことで、両社の考えが一致した。

業務提携では豊田通商の国内外のネットワークを活用し、建設機械事業をブラジルなどの中南米、ロシア、中近東、アフリカで開拓するとともに、竹内製作所の技術力、製造力、販売力を活用し、北米、欧州の既存マーケットを強化する。

また、豊田通商の生産調達、物流、IT機能、販売網と竹内製作所の高い技術力、製造力、販売力を組み合わせ、バリューチェーンの構築と機能強化を目的に新興市場での建設機械販売事業、欧米でんお建設機械販売事業の強化を図る。

《レスポンス編集部》

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