「信号の色なんてどうでもいい」 危険運転で再逮捕

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今年3月、埼玉県毛呂山町内の町道で、泥酔運転を原因とする出会い頭衝突事故を起こし、そのまま逃走したとして、埼玉県警は16日、同町内に在住する23歳の男を危険運転致傷容疑で再逮捕した。容疑を大筋で認めているという。

埼玉県警・西入間署によると、逮捕された男は今年3月29日の午前8時ごろ、毛呂山町中央付近の町道交差点に赤信号を無視して進入。交差道路を進行してきた64歳男性の運転する乗用車と出会い頭に衝突する事故を起こし、男性に打撲などの軽傷を負わせながら、そのまま逃走した疑いがもたれている。

男はこの約5分後、毛呂山町若山付近の町道で対向車線に逸脱し、対向車と接触する事故も起こしていた。通報を受けて駆けつけた同署員がアルコール検知を行ったところ、呼気1リットルあたり0.5ミリグラムのアルコール分を検出。直立不動ができないほど酒に酔っていたことから、道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕された。

この際の取り調べで、今回の逮捕容疑も発覚。調べに対して男は「とにかく早く家に帰りたかった」、「赤信号なんて知らない」、「信号の色はどうでもよかった」などという供述を繰り返したため、警察では「飲酒運転をするだけでなく、故意に信号を無視した」と判断。悪質事案として取り扱うことを決め、男を危険運転致傷容疑で再逮捕した。

《石田真一》

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