ヒュンダイモーターアメリカは、フォード『マスタング』の誕生45周年に敬意を払い、PRビデオを制作。動画共有サイトで公開している。
初代マスタングは1964年4月17日、ニューヨークモーターショーで初公開された。マッスルなスタイリングにパワフルなV8エンジン、そして何よりも魅力的な価格設定が受け、若い顧客を中心に大ヒット。1965年の1年間だけで68万台を販売したという事実が、人気の凄さを物語る。
2代目マスタングは1969年に登場。初代よりもさらにマッスルでパワフルになり、アメリカ車がこの世の春を謳歌した時代である。しかし、1970年代初頭にはオイルショックが勃発。マスタングの販売は失速する。
それから2005年発表の現行6代目まで、マスタングは紆余曲折を経ながらも、アメリカを代表するスポーティカーであり続けた。そのデビュー45周年を祝ったのが、他ならぬマスタングのライバル、ヒュンダイ『ジェネシスクーペ』だ。
ジェネシスクーペは、2008年3月のニューヨークモーターショーで初公開。ヒュンダイとしては初のFRスポーツクーペで、トップグレードは3.8リットルV6(310ps、36.8kgm)を搭載。ブレンボ製ブレーキなどで足回りも強化された。北米での販売はスタートしたばかりで、価格は2万2000ドル(約220万円)から。不思議なことにキャラクターや価格は、初代マスタングと重なる部分が多い。
そんなジェネシスクーペからマスタングへのユニークなバースデーメッセージは、動画共有サイトで見ることができる。