アウディ R8 、ニュル24時間耐久に参戦

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アウディ R8 、ニュル24時間耐久に参戦
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アウディは21日、5月23 - 24日にドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースに、『R8』をベースに開発した「R8LMS」4台を投入すると発表した。

R8LMSはFIA(国際自動車連盟)が認定するGT3カテゴリーに向けて開発。巨大なリアウィングは最高速度300km/hという領域で有効なダウンフォースを得るためのアイテムだ。地を這うように低められた車高やフロントフードに追加されたエアインテークなども、ベース車両との違いとして指摘できる。

エンジンは直噴ガソリンのV10FSIで、最大出力は500ps以上。FIAの規定により、フルタイム4WDの「クワトロ」は後輪駆動に変更され、トランスミッションは6速シーケンシャルが採用された。ボディやシャシーの生産はアウディの子会社、クワトロ社で行い、ハンガリー工場で組み立てられたV10エンジンを載せて完成する。

R8LMSは、ニュル24時間に「ABTスポーツライン」と「フェニックスレーシング」の2チームから各2台、合計4台が出走。14名のドライバーはDTM(ドイツツーリングカー選手権)優勝者4名、ルマンのウイナー4名、ニュル24時間優勝者5名を含む豪華な顔ぶれだ。

アウディモータースポーツのWolfgang Ullrich代表は、「ニュル24時間への参戦は、今秋のR8LMSデリバリー開始前に、その性能を最終的に確認する意味合いを持つ」とコメント。2009年は実戦でさまざまなデータを収集してR8LMSを熟成させ、2010年シーズンの本格参戦に備える構えだ

《森脇稔》

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