ひき逃げ被害者が自ら執念の捜索、容疑者逮捕

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千葉県警は21日、今月19日に千葉県君津市内でひき逃げ事故を起こした34歳の男を逮捕した。事故の被害者が現場周辺の自動車修理工場を独自に調べ、容疑車両を発見したことが逮捕につながったという。

千葉県警・君津署によると、問題の事故は19日の午前0時55分ごろ発生した。君津市中野付近の市道で、丁字路交差点を直進していたタクシーと、左方向から進行してきた乗用車が出会い頭に衝突。

双方のクルマは中破。タクシーを運転していた46歳の男性は打撲などの軽傷を負ったが、衝突側のクルマは現場からそのまま逃走しており、警察は軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

事故が比較的軽微だったこともあり、被害者の男性は「警察任せにはできない」として、独自に逃走した衝突側車両の捜索を開始。市内の自動車修理工場を探したところ、21日に酷似したクルマを発見し、警察に届け出た。

通報を受けた同署員が衝突痕を確認。クルマを所有する34歳の男から任意で事情を聞いていたところ、容疑を大筋で認めたことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

《石田真一》

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