『JTB時刻表』1000号…記念キャンペーン

モータースポーツ/エンタメ 出版物
『JTB時刻表』1000号…記念キャンペーン
『JTB時刻表』1000号…記念キャンペーン 全 7 枚 拡大写真

JTBグループのJTBパブリッシングは20日、“通巻1000号”目となる『JTB時刻表』5月号」を発行した。『JTB時刻表』は1925年(大正14年)4月、当時の日本旅行文化協会刊の『汽車時間表』として創刊された。

そもそも時刻表の起源は、明治5年に新橋・横浜間に初めて鉄道か開通して以来とされている。それ以後日本全国にレールが伸びるたびに、列車の運行状況を知らせる時刻表も発展してきた。

1000号の表紙は、JR九州の車両や駅舎などのデザインを手掛けるドーンデザイン研究所所長の水戸岡鋭治氏にイラストが依頼された。創刊当時から1000号までの時代の区切りを担った5つの鉄道車両が飾られている。

ページ数は、表紙や巻頭情報、特集ページを除く本文ページで、何と1152ページ! 「パソコンや携帯電話などでの時刻検索が普及するなか、“紙媒体ならではの一覧性”を最大限に生かす」と語るのは、高山法悦編集長。「現場の編集作業も、従来通りの“赤ペンの毎日”」というように、ある面原始的だが、これが毎月15万部の発行を続ける、時刻表の“源泉”でもあると編集長は語る

1000号発行に際して鉄道博物館(埼玉県さいたま市)の強力を得て、4月22日から8月31日まで、鉄道の歴史の紹介とともに、それぞれの時代で発行された実物の時刻表などを展示する「時刻表」展が開催される。

20日には同博物館で記念トークショーが開催された。「タモリ倶楽部」などで多趣味ぶりを発揮し、かつ鉄道好きでも知られる俳優の半田健人さん(左から2人目)はじめ、コレクション展の監修に関った鉄道博物館の奥原哲志主幹学芸員(左から3人目)、JTB時刻表の高山法悦編集長(右端)が、時刻表にまつわる話題を展開。

《浜田拓郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  2. 600台ものカスタムカーが集結、「スタンスネイションジャパン」大阪で8年ぶり開催へ
  3. いすゞ初の電動ピックアップトラック『D-MAX EV』にSNSも注目「ロマンあるよな」
  4. 『マツダ6e』英国発表で日本への“右ハンドル車”投入にも期待ふくらむ
  5. 路面に「矢印」照らすウインカー国内初搭載、トヨタ『カローラクロス』が改良
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  4. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る