【トヨタ ウィッシュ 新型】180cm+・90kg+チェック…2列目&3列目

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ ウィッシュ 新型】180cm+・90kg+チェック…2列目&3列目
【トヨタ ウィッシュ 新型】180cm+・90kg+チェック…2列目&3列目 全 13 枚 拡大写真

トヨタのコンパクト・7シーター『ウィッシュ』の新型に、180cm・90kgの巨漢記者が乗車。2列目と3列目の空間的な余裕をチェックしてみた。

2列目は、最上級グレードの「2.0Z」だけ、独立したふたり掛けの可倒式キャプテンシートとなっている。左右のシートとも両脇にアームレストがあって、1列目と同等の座り心地が確保されている。ただし定員が6名と少なくなっている。残りの「2.0G」、「1.8S」、「1.8X」の2列目は3人掛けの6:4分割可倒式シートで、定員は7名。

2列目の高さに関しては、全グレードとも共通で室内高が1315mmあるので問題ない。座高1mほどの記者でも、コブシ縦ひとつ分はある。室内幅も全グレード同一で1470mm。

2列目でスペースに問題が出てくる可能性があるのは、3人掛けシートに3人で座る場合だ。単純に室内幅を3で割ると、ひとり当たり50cm弱のスペースなので、記者クラスでもお尻は無理やり押し込まなくても入る。ここら辺は、トヨタの同じコンパクト・7シーターでも『パッソセッテ』よりは室内幅がある。

とはいっても、さすがに記者は肩幅が60cmあるので、3人そろってシートに身を預けて座るのは無理。3人で座る場合は、子供か女性、成人男性でもできるだけ細身の人、という条件になりそうだ。

3列目は、パッソセッテとは異なり、若干ながらバックレストを後ろに倒すことが可能。すぐバックドアに当たってしまうのだが、その状態なら、ヘッドクリアランスはギリギリ手のひら1枚分を確保できる。

ヒザ周りに関しては、2列目との距離があまりないため、ヒザが2列目シートバックに当たってしまう。ただし、足を斜めにすれば座れないこともないので、パッソセッテの3列目と比較すれば、110mmの室内長の差が出ているといえる。パッソセッテでは記者が座るのはかなり無理しないとならない感じだった。

まったく問題なしというわけではないが、なんとか記者クラスがひとりまでならOKといえよう。とはいえ、できれば子供や女性、成人男性なら記者よりももっと小柄な人に座ってもらうことをオススメする。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る