自工会など、セーフティトレーニングとシニアドライバーズスクールを実施へ

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日本自動車工業会は、日本自動車連盟(JAF)、全日本交通安全協会との共催で、2009年度も、参加体験型の一日安全運転実技講習会「JAMA/JAF/全安協セーフティトレーニング」と「JAMA/JAF/全安協シニアドライバーズスクール」を開催する。

警察庁、都道府県警察本部、都道府県交通安全協会などが後援。2009年5月6日 - 10年3月13日の間、全国73会場で開催する。「セーフティトレーニング」は、普通運転免許を所持し運転歴1年以上のドライバーが対象。

自工会では、事故実態や、政府の2012年までに交通事故死者数を5000人以下とする目標や今後10年間を目途に、交通事故死者数を2500人以下にするという新たな政府目標を踏まえ、両講習会を通じて、安全運転の啓発と交通事故防止に努めるとしている。

セーフティトレーニングは、普通運転免許所持者が対象(年齢制限無し)で、車の特性と性能の限界などの理解を通して、実践的な安全運転技能の向上を図る。カリキュラムは、運転の基本の確認を始めとして、ストレート・オフセットスラロームや反応ブレーキおよびコーナーリング特性体験などで、新たに先進安全技術体験としてASVコース(プリクラッシュセーフティなど)を4会場、ESC(横滑り防止装置)コースを8会場で行う。

シニアドライバーズスクールは、自分の運転特性と心身機能を再認識し、安全運転に役立ててもらうことを目的に実施する。対象は、高齢移行期(50 - 64歳)を含む65歳以上のドライバー。

カリキュラムの内容は、クルマの点検・運転姿勢・車の死角確認・エアバッグ作動実験、滑りやすい路面でのブレーキ体験、交差点での安全な右折方法、見通しの悪い交差点の安全な通過方法など。新たに「スーパーシニアドライバーズスクール」として、高齢ドライバーのための交通安全運転教育プログラム「いきいき運転講座」のデモ体験や先進安全技術(プリクラッシュセーフティなど)の試乗体験を2会場で行う予定。

《レスポンス編集部》

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