愛知製鋼09年3月期決算…最終赤字141億円 繰延税金資産を全額取り崩し

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愛知製鋼が発表した2009年3月期の連結決算は、営業損益が4億8200万円の赤字に転落した。前年同期は108億8400万円の黒字で大幅に収益が悪化した。

売上高は前年同期比12.4%減の2220億6000万円と減収となった。自動車向けを中心に幅広い業種で急激で大幅な需要が減少し大幅減産を余儀なくされた。

収益では、販売価格の改善や原価低減効果があったものの、原材料価格の上昇、販売数量の減少が影響し、経常損益は18億4000万円の赤字だった。最終損益は繰延税金資産を全額取り崩し、法人税等調整額を計上した結果、141億500万円の赤字となった。

今期の業績見通しでは、売上高が同25.7%減の1650億円にまで低迷、営業赤字が85億円、経常赤字が95億円、最終赤字が95億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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