川崎造船、LNG運搬船を日本郵船などに引渡し

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川崎造船は、5月1日に東京エルエヌジータンカーと日本郵船向けLNG運搬船「エネルギーコンフィデンス」を引き渡したと発表した。

この船は、同社が新たに開発した15万3000立方m型LNG運搬船の第2番船で、世界の主要なLNGターミナルへ入港可能な14万5000立方m型LNG運搬船の船体寸法を保持したまま、従来よりも約8000立方mのLNG積載容量を増やした。
 
4個のモス型球形独立型LNGタンクを持ち、15万3634立法mの液化天然ガスを輸送する大型LNG運搬船。LNGタンクには、同社が独自に開発した川崎パネル方式による防熱システムを採用し、高い防熱効果によりLNGの蒸発率を1日当たり約0.1%。
 
貨物タンク区画は、二重船殻、二重底構造とし、LNGタンクはその内側に配置されているため、万一の船体損傷時でも直接タンクに損傷がおよばないよう安全に保護されている。

《レスポンス編集部》

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