ウィリアムズの中嶋一貴は、これまでの4レースで3回のリタイアを喫している。チームメイトからも大きく遅れをとってしまっている印象の一貴だが、ヨーロッパラウンドの開幕戦であるスペインGPには心機一転で臨むつもりだ。
「僕にとっては厳しいシーズンのスタートになっている。4レース中3回もリタイアしているから、もうこれ以上はしたくないね」
「今はもう過去は忘れて、目の前にある作業に集中するよ。まだ12レースもあるから、自分にとってもチームにとってもいい結果を残したい」
「バルセロナがとても好きだし、ここでは多くの経験があるんだ。去年は予選が上手くいき、デビューレースで7位に入ってチームに2ポイントを獲得した。ここまでのグランプリは最高ではなかったけれど、今回が新しい局面のスタートになることを期待しているし、バルセロナで上手くやれると思うよ」と、一貴は語った。