トヨタ09年3月期決算…4610億円の営業赤字 戦後初

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トヨタ09年3月期決算…4610億円の営業赤字 戦後初
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トヨタ自動車が発表した2009年3月期の連結決算は、昨年秋から新車需要が世界的に不振なことや為替差損の影響で、営業赤字が4610億円となり、戦後初の赤字となった。

売上高は前年同期比21.9%減の20兆5296億円と大幅減収。税引前当期損益は5604億円の赤字。最終赤字は4369億円、前年同期は1兆7179億円の黒字だった。

連結販売台数は、前年同期比15.1%減の756万7000台と大幅に落ち込んだ。日本の販売台数が同11.1%減の194万5000台だった。ダイハツブランドの軽自動車が過去最高の販売台数となるなど好調だったが、トヨタブランド、レクサスブランド、トラックの日野ブランドが低迷した。海外でも北米、欧州を中心に販売が大幅に落ち込んだ。

損益では、販売面での減益効果が1兆4800億円、為替差損が7600億円、諸経費の増加で4913億円の影響があり、全ての利益段階で赤字となった。

《レスポンス編集部》

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