渡辺トヨタ社長、「スピード十分でなかったと率直に反省」

自動車 ビジネス 企業動向
渡辺トヨタ社長、「スピード十分でなかったと率直に反省」
渡辺トヨタ社長、「スピード十分でなかったと率直に反省」 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は8日の決算発表で、在任中の感想を聞かれ、「就任以来訴えてきたことの徹底度とスピードが十分でなかったと率直に反省している」と述べた。

渡辺社長は6月に在任4年で、社長退任となるが、就任直後から「大変な右肩上がりで事業を進め、世界市場に対応してきた」と振り返った。07年度までの業績拡大は「仕入先や販売会社などといいチームができた成果」と評価した。

ただ、前期の決算が赤字に転落したことは、反省すべき点があったと強調した。渡辺社長は、就任以来過去最高の業績が続く中で「足元を固めながらの成長」を社内に訴えてきた。市場の急激な変化はあったものの、そうした訴えが十分浸透しなかったことが業績悪化につながったと自己評価した。

一方で、取引先とのしっかりしたチームや豊田章男次期社長体制で「必ずや強いトヨタは復活する」と期待を表明した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る