5日深夜、千葉県柏市内の国道16号を走行中の中型トラックが対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。双方の車両は中破。さらに後続のバイクも事故に巻きこまれ、あわせて5人が死傷している。
千葉県警・柏署によると、事故が起きたのは5日の午後11時30分ごろ。柏市若柴付近の国道16号を走行中の中型トラックが対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。
双方の車両は中破。トラックを運転していた40歳の男性と、乗用車の後部座席にシートベルト未着用で同乗していた32歳の男性が全身強打でまもなく死亡。乗用車を運転していた67歳の男性を含む、乗用車側の3人が打撲などの軽傷を負った。
また、乗用車の後ろを走行していたバイクが、路上に飛び散った破片を避けようとした際にハンドル操作を誤って転倒。運転していた30歳の男性も軽傷を負い、近くの病院に収容されている。
現場は片側2車線の直線区間。警察ではトラック側の漫然運転が事故の主因となった可能性が高いとみている。