実況見分中の現場に別のクルマ突っ込む 警官ら2人重傷

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6日早朝、三重県志摩市内の県道で発生した交通事故の現場に対向車線から逸脱してきた別のクルマが突っ込み、現場検証中の警官ら2人がはねられる事故が起きた。2人は重傷。警察は逸脱車を運転していた女性から事情を聞いている。

三重県警・鳥羽署によると、事故が起きたのは6日の午前6時10分ごろ。志摩市磯部町の県道で、同日早朝に発生した単独物損事故の現場に対向車線側から逸脱してきた乗用車が突っ込んだ。

クルマは現場で実況見分を行っていた同署・交通課に所属する54歳の警部補と、事故の当事者である28歳の男性を次々にはね、約10m前方の路上に駐車されていた警察の車両に衝突して停止。2人は近くの病院に収容されたが、骨折などの重傷を負った。警察では逸脱してきたクルマを運転していた33歳の女性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は片側2車線の緩やかなカーブ。同日未明から雨が降っており、路面が滑りやすい状態となっていた。男性のクルマはカーブを進行中にスリップしてガードレールに接触する単独事故を起こしていた。警察では女性が事故車に気を取られ、ブレーキのタイミングが遅れた可能性が高いとみている。

《石田真一》

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