オペルデザインコンペ最優秀作品…タイヤのない未来カー

自動車 ニューモデル 新型車
オペルデザインコンペ最優秀作品…タイヤのない未来カー
オペルデザインコンペ最優秀作品…タイヤのない未来カー 全 7 枚 拡大写真

オペルは7日、英国のロイヤルカレッジオブアート(RCA)と共同開催した、「未来のオペル」がテーマのデザインコンペの結果を発表した。

このコンペは、ロイヤルカレッジオブアートに自動車デザイン科が開設されてから、今年でちょうど40周年に当たるのを記念して行われたもの。英国、ドイツ、フランス、インド、中国など、世界11か国出身の19名の学生が参加した。

デザインのテーマは「40年後のオペル」。自動車の進化を踏まえながら、環境技術なども盛り込み、未来のオペルの姿を創作。審査は、GMヨーロッパのアドバンスドデザインディレクター、アンソニー・ロー氏をはじめ、ロイヤルカレッジオブアートのデール・ハロウ教授、デザイナーのピーター・スティーブン氏などが担当した。

優勝者は、フランス人のAugustin Barbot氏(25歳)の『オペルD49』。車輪のない大胆なフォルムは、電磁モーターによって空中に10cm浮遊するという設定だ。推進力はフロント2、リア1の合計3個のタービンから得る。アルミフレームを柔軟かつ透明な防水樹脂で覆った車体にも注目できる。

フィンランドのMiika Heikkinen氏(26歳)の作品は、『フロー』。帆船にヒントを得て、ゼロエミッションのシティカーを提案した。

優勝者のAugustin Barbot氏は、ドイツ・リュッセルスハイムのGMヨーロッパデザインセンターで3か月間、インターンとして研修を受ける。GMヨーロッパのアドバンスドデザインディレクター、アンソニー・ロー氏は、「どの作品も非常にレベルが高い。自動車の未来を的確に表現している」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る