【新聞ウォッチ】トヨタ プリウス 新型…「買っちゃった」豊田章男次期社長

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】トヨタ プリウス 新型…「買っちゃった」豊田章男次期社長
【新聞ウォッチ】トヨタ プリウス 新型…「買っちゃった」豊田章男次期社長 全 9 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年5月19日付

●3代目プリウス発売、予約8万台超す(読売・2面)

●製造業「下期反転」挑む、コスト減を武器に(読売・9面)

●次世代エコカー、ハイブリッド突っ走れるか、トヨタ・ホンダ価格抑え販売急増(朝日・3面)

●VWとポルシェ協議足踏み(朝日・9面)

●車文化育てたい、豊田章男次期社長(毎日・4面)

●エコカー普及元年、“社長デビュー”章男氏「新たな一歩」(産経・9面)

●5月自動車販売底打ち兆し(産経・9面)

●日産、本社ギャラリー閉館、横浜の新本社へ、今月41年の歴史に幕(東京・13面)

●車エンジン部品、住金、インドで合弁、7月から生産、成長見込む(日経・11面)

ひとくちコメント

「立錐の余地もない」というのはこういうことなのだろう。トヨタ自動車が東京・江東区の「MEGA WEB」で開いた新型『プリウス』の報道発表会。

ステージ前にズラリと並べられたリースの折りたたみパイプ椅子は開始15分前には満席となり、会場内からあふれた報道関係者は1階に通じる階段の上で立ちながら取材する人もいたほどだった。「受付で予め用意した1000部の資料が無くなって補充した」(トヨタ広報)というから1000人以上は詰めかけたとみられる。

きょうの各紙にも新型プリウス発表に関する記事が目白押し。朝日は3面の「あしたを考える」で「ハイブリッド突っ走れるか、」というタイトルで次世代エコカーを検証。毎日は「エコカー商戦激化」、産経も「エコカー普及元年」、日経は「ハイブリッド、稼げる車に」としてホンダのハイブリッド車『インサイト』との違いなどを取り上げている。

もう一つの注目はこの日会見に臨んだ次期社長に内定している豊田章男氏のコメント。毎日などが「自動車文化を育てたい」とする車への熱い思いを紹介している。

その章男氏は「どんな車に乗っているか」というネットを通じて一般ユーザーも参加できるバーチャル会見での質問に「実は(新型プリウスを)買っちゃった」と茶目っ気たっぷりに答え、8万台を超える先行受注の1人であることを明かした。

ここで、日頃、章男氏が唱える「お客様目線」で、章男氏が購入する分も含めて「1台でも早く納車待ちのお客様にお届けしたい」と付け加えれば完璧だった。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る