ブリヂストンの欧州統括会社ブリヂストン・ヨーロッパ(BSEU)は18日、ポーランドのスタルガルト市近郊に新タイヤ工場を新設し、開所式を行った。
新工場建設のための投資金額は2億ユーロで、最新鋭のタイヤ生産設備を導入した。トラック・バス用の生産工場で、生産能力は2010年内に日産2500本の規模となる見込み。従業員数は2010年に550人になる予定。
ブリヂストン・グループの欧州事業で重要な位置付けとなる今回の開所式には、ブリヂストンの荒川詔四社長、BSEUの津田徹社長をはじめ、ポーランド内の各グループ会社から代表者が出席した。
式典冒頭、ブリヂストンの荒川社長は「最新鋭のタイヤ生産設備を導入した工場を開所できることを誇らしく思う。欧州を重要市場と位置付けており、長期的な視点で事業を展開する」と述べた。