横浜ゴム、電気自動車でパイクスピーク初参戦

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横浜ゴム、電気自動車でパイクスピーク初参戦
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横浜ゴムは26日、アメリカ・コロラド州で7月19日に開催される、世界で最も有名なヒルクライムレース「2009パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に、EVレーシングバギー(電気自動車)で初参戦すると発表した。

今回のチャレンジは「ヨコハマ・チーム・ジオランダー・EVオフロード・チャレンジ」と称して環境貢献活動の一環として行うもので、電気自動車の普及促進とともに、過酷なオフロードレースにも耐えうる電気自動車用タイヤの開発促進を目的としている。ドライバーには世界的なオフロードレースで活躍する塙郁夫選手を起用し、車両はオリジナル製作のEVレーシングバギーを使用する。
 
タイヤは耐久性を向上したうえで、ころがり抵抗の低減によって省燃費性能を高めた『ジオランダーH/T-S』を装着する。
 
同社のSUV用タイヤブランドである「ジオランダー」はアジアクロスカントリーラリーやダカールラリーなど様々なオフロードレースで使用されて運動性能と耐久性の高さが評価されている。今後、同レースを皮切りに実績を重ね、本格的なオフロードレース参戦を目指す。
 
パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは1916年に始まった歴史あるレースで今年87回目を迎える。標高4301mのパイクスピークを舞台に、標高2862mのスタート地点から頂上まで約20kmを一気に駆け上がりそのタイムを競う。ターマック(舗装路)とグラベル(未舗装路)の混在する路面や156個の様々なコーナーに加え、気温や天候の変化が激しい過酷なレースとして知られている。自動車と2輪あわせて今年は200台以上が参戦する予定。

《レスポンス編集部》

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