ヤンマーは、2011年から適用されるIMO(国際海事機関)のNOx(窒素酸化物)2次規制対応エンジンの鑑定書を国内舶用エンジンメーカーとして初めて日本海事協会から取得した。
新たに改正されたNOxテクニカルコード2008に基づき、規制をクリアし取得したもので、同社尼崎工場で生産しているエンジンの中で主力商品となる「6EY18」形舶用補機関について発行された。
同社は、NOx2次規制に適合するため「ミラーサイクル」と高圧力比形過給機で構成される低NOx化技術を駆使して、独自のASSIGN燃焼方式との組合せにより、高圧ミラーサイクルシステムを完成させることで対応した。