【ルノー コレオス 日本発表】情熱の結果…分割式テールゲート

自動車 ニューモデル 新型車
【ルノー コレオス 日本発表】情熱の結果…分割式テールゲート
【ルノー コレオス 日本発表】情熱の結果…分割式テールゲート 全 5 枚 拡大写真

「これは僕の情熱の結果なんです」と話すのは、ルノー『コレオス』プロジェクトマネージャー、フランソワ・ローランさん。それは、コレオスの分割式テールゲートのことである。長期間毎年スキーに行くというローランさんは、こういった車で最も相応しいのがこのように分割する開き方なのだという。 

「まず、200kgまで耐えられるのでちゃんと座れます。高さは750mmなので物の出し入れもしやすいし、それに、座ってスキーのブーツを履きやすいようにしたんですよ。上にもテールゲートが開くので多少の雪や雨もしのげます。アウトドアでも、川面まで下りて釣り糸を垂らすこともできるのです」

また、使い勝手としても、「上だけ開けて買い物をした荷物も入れることができますし、
下部テールゲートを開けたとしても300mmしか出っ張らないので使いやすくなっているのです」とも言う。

テールゲートのデザインは曲線で構成されているので、ロック部分や左右のキャッチ部分のかみ合わせなど、これを実現させるのは非常に大変だったという。しかし、お客様の満足のためにはどうしても実現したかったのだそう。

そして、そのテールゲート中央にはルノーのマークがある。ベースをブラックにしてあり、「まるで浮いている感じです。実は宝石箱の中の宝石みたいに見せたかったのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る