アウディ A3ディーゼル、ギネス燃費世界記録に挑戦

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アウディ A3ディーゼル、ギネス燃費世界記録に挑戦
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アウディは29日、『A3』の「1.9TDIe」グレードを使用して、3大陸を3日間72時間で走破するギネス燃費世界記録にチャレンジすると発表した。

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ドライバーにはオーストリア出身のエコランスペシャリスト、ゲルハルト・プラットナー氏を起用。5月上旬、セアト『イビーサ』で、34.3km/リットルというディーゼルコンパクトカーの燃費世界記録を更新したばかりだ。同氏は現在、7個の燃費ワールドレコードを保持。今回はナビゲーターのフランツ・ドップラー氏とともに、新記録達成を狙う。

A3は6月8日、アフリカ・モロッコの首都、ラバトを出発。ジブラルタル海峡を航路スペインへ渡り、地中海の海岸線沿いをフランス、イタリアに移動する。そこから北上し、アルプス山脈を超えて、ドイツ・ミュンヘンへ。少しの休息を取った後、バルト諸国を経由してトルコのイスタンブールへ向かう。イスタンブールでは欧州とアジアを結ぶ架け橋、ボスポラス海峡大橋を渡り、6月11日にゴールする予定だ。総走行距離は4900km以上、3日間72時間というハードな行程となる。

この世界記録に挑むのが、A3の1.9TDIeグレードだ。アウディは環境性能に特化したモデルを「eシリーズ」として展開。eはエフィシエンシィを意味し、エンジンの性能向上だけでなく、各種抵抗を徹底して減らすことで、燃費やCO2などの環境性能を引き上げているのが特徴だ。

eシリーズは、『A3』『A4』『A6』『A8』に用意。中でも1.9リットル直4ターボディーゼル「TDI」(105ps)を積むA3の1.9TDIeは、欧州複合モード燃費22.2km/リットル、CO2排出量119g/kmと最も環境性能に優れる。アイドリングストップ、MTのギア比変更、低転がり抵抗タイヤ、車高ダウン、アンダーフロアのフラット化などの改良が、高い環境性能実現に貢献している。

アウディは1991年に『S2』、1992年に『80TDI』で燃費世界記録を樹立。ゲルハルト・プラットナー氏は「A3は今回の挑戦に最適な車。しかし燃費は、天候や交通状況に大きく左右される」と語っている。A3の壮大なチャレンジ、その行方が注目される。

《森脇稔》

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