三菱自動車は、自動車リサイクル法に基づき2008年度の自動車シュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の特定3品目の再資源化の実施状況を公表した。
2008年度の実施状況は、ASRの引き取り量は32万3146台分で、5万4853tだった。このうち、4万1050tを再資源化した結果、再資源化率は74.8%となり、2015年度の法定基準値70%を達成した。
エアバッグ類は9万5339台分、21万259個を引き取り、再資源化率は94.4%で、法定基準値85%を達成した。フロン類の引き取り量は25万969台分、7万6446kgだった。
これら特定3品目の再資源化に要した費用総額は26億1784万4994円で、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金総額は25億3647万2800円で全体収支は8137万2194円の赤字となった。