21日のアウディ『Q5』発表会でアウディジャパンのドミニク・ベッシュ社長は、2009年1 - 4月の販売状況を示しつつ、「厳しい市場環境の中でも落ち込み度を最小限にとどめている」と好調ぶりを示していた。
日本市場での輸入車の今後についてベッシュ氏は「現段階では輸入車の中でもプレミアム車の比率がますます高まり、プレミアム以外の車種は苦戦するだろう」と予測。
さらにベッシュ氏は「日本における輸入車市場は、対前年31%ダウン、プレミアム市場は34%ダウンしている。こうした状況でもアウディは12%ダウンと落ち込み率は低い。プレミアム輸入車におけるアウディのシェアは17.6%、4.3%増となり、純輸入車市場においてアウディは現在もシェアを拡大している」とアピールしていた。