【新聞ウォッチ】日産ゴーン社長、ロシア市場で「危険な賭け」

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【新聞ウォッチ】日産ゴーン社長、ロシア市場で「危険な賭け」
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年6月3日付

●GM再建、資産売却期限来月10日、短期日程、反対債権者に圧力(読売・1面)

●激震経済:GM破綻・中:再建計画 保護主義の影(読売・1面)

●エコカー補助金 19日スタート、1年使用が条件(読売・2面)

●日本法人新CM傘下に/いすゞ提携維持見直し(読売・8面)

●高速1000円CO2急増、国の景気対策で「逆戻り」(朝日・7面)

●ハマー売却でGM暫定合意、交渉相手は不明(朝日・11面)

●GM破綻・1:「ミニ国家」夢の果て(毎日・1面)

●トヨタ・新型ハイブリッド、レクサス割安395万円、プリウスに続け(毎日・8面)

●三菱自社員、バイト先で強盗自作自演(産経・25面)

●沈むGMの街、地元デトロイト・ルポ(東京・9面)

●GMリストラ責任者、コンサル幹部コッチ氏就任(日経・1面)

●企業の研究開発力HOYAやトヨタ高評価 経産省調査(日経・7面)

●日産、逆風下のロシア開拓、現地生産を開始(日経・11面)

ひとくちコメント

世界中を震撼させたゼネラル・モーターズ(GM)の経営破綻から一夜が明けたが、きょうの各紙にも「GM再建」の道のりを探る記事が目白押し。

そんな米ビッグスリーの相次ぐ破綻で先行き不透明感のある北米市場に対し、世界の自動車メーカーは中国やインドなどの新興市場に期待を寄せているが、日産自動車のカルロス・ゴーン社長は「GMについてはノーコメント」(日経)としながら「ロシアは欧州で最大の自動車市場となる可能性があり、新工場はロシアでの日産の存在を高める」と述べ、成長が見込めるロシア市場を幅広く開拓する方針を示したという。

きょうの各紙が取り上げているが、同社は2日、ロシアのサンクトペテルブルクで乗用車組み立て工場をほぼ予定通り稼働させた。日本メーカーではトヨタ自動車、いすゞ自動車に続く現地生産となるが、金融危機の影響でロシアでも新車販売は大きく落ち込んでおり、トヨタは生産調整を実施しているほか、スズキは現地生産の時期を延期している。

そんな逆風下でのゴーン社長の今回の決断が吉と出るか凶と出るか、「危険な賭け」の行方が興味深い。

《福田俊之》

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