静岡空港にも麻薬探知犬が出張

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静岡空港にも麻薬探知犬が出張
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空港で重要な裏方を担う麻薬探知犬が4日、開港したての富士山静岡空港に現れた。

初日に出張してきた麻薬探知犬は、ラブラドール・リトリバーの2匹。旅客の手荷物や身辺に隠されている麻薬を発見するように訓練された探知犬の中でもパッシブドッグと呼ばれるタイプである。

同空港は静岡県の地方空港であるが、大韓航空とアシアナ航空がソウル便、中国東方空港が上海便を定期就航させている。

国際線のある空港では地方空港でも、税関が出入国管理を行う。静岡空港開港とともに、名古屋税関は清水税関支署静岡空港事務所を同空港内に開設した。

空港や港湾などの摘発件数は増加する一方だ。07年に摘発された覚せい剤・大麻等の押収量は前年の約2倍、811kgに上った。またMDMAなどの錠剤麻薬は132万6000錠と過去最高の押収量となった。

そのため麻薬探知犬の仕事は、ますます忙しくなっている。税関職員は静岡空港事務所に常駐するが、探知犬は中部国際空港内にある名古屋税関麻薬探知犬管理センターからやってきた。

「今後の活動に支障をきたすので、静岡空港に常駐するか否かはお答えできない」と、名古屋税関広報担当者が活動状況を秘すのは、それだけ探知犬を使った摘発が効果を上げているからだ。

《中島みなみ》

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