BMWグループのMINIの米国法人、MINI USAは5日の世界環境デーに合わせて、ウェブサイト上で一風変わったキャンペーンを実施した。
そのキャンペーンとは、全米のMINIオーナーに「1日、車に乗るのをやめよう」と呼びかけるものだ。もちろん、何ら強制力を伴うものではないが、MINIは「ガソリンを消費するなら、体を動かしてカロリーを消費しよう」とユーモアたっぷりのメッセージを発信している。
現実問題として車社会のアメリカでは、1日車を使わないで生活するのは、かなり難しい。そんな中、車を1台でも多く売りたいはずの自動車メーカーが、「車オフ」宣言をしたのだから、ある意味画期的な出来事だ。
国連が1972年に制定した世界環境デーも、今年で38回目。果たして全米のMINIオーナーの何%が、メーカーの提案に賛同して汗を流したか、興味深い。