燃費男 宮野滋、プリウス で1600km無給油チャレンジ!!

エコカー 燃費

ギネスブックの「イギリス1周低燃費記録」でガソリン車、ディーゼル車、ガソリンバイク、ディーゼルバイクの4冠を達成した「燃費男」こと宮野滋氏が7日早朝、今回はトヨタの新型『プリウス』を使った東京-鹿児島無給油燃費記録チャレンジをスタートした。

宮野滋氏は熊本県に住む小児科医。今回のチャレンジでは、チームのパートナーであるレーシングカーデザイナーの由良拓也氏らと、宮野氏の新型プリウスのほか、2台目プリウス、ホンダ『インサイト』の計3台で記録に挑戦する。東京を出発し、鹿児島を経由、そして熊本へ至る1000マイル=1609kmを無給油で走りきることが目標だ。

当初の計画では7日6時に東名高速・東京ICを出発する予定だったが、3台の給油に思わぬ時間を取られ、約30分遅れてのスタート。そのためセレモニーもなく、給油完了と同時のチャレンジ開始となった。

その後のスケジュールにも遅れが出ることが予想されるが、まずは第一チェックポイントである日本坂PA(172km地点)までひたすら南下。数回の休憩を挟みながら同日23時に山口県の壇ノ浦PA付近で1000km到達。8日4時20分に鹿児島ICを通過し、その後は熊本を目指し水俣付近で総距離1000マイル=1609kmを達成、という予定となっている。

プリウスの燃費は、10・15モードで38km/リットル(Lグレード)、JC08モードで32.6km/リットル(同)。燃料タンクには約50リットルのガソリンを積んでのチャレンジとなる。より実走に近いJC08モード計算で走行距離は1630km。この数値を維持することが今回のチャレンジのカギとなる。

テスト走行では34.5km/リットルの燃費を記録したというが、本番では平均75km/hをキープして走るため、燃費は32 - 33km/リットル程度になるとのこと。宮野氏は「ギリギリ1000マイルを達成できそうです」と語っていた。

燃費男の新たなる挑戦、はたして結果はいかに!?

《宮崎壮人》

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