住友化学、合成ゴム製品など1kg当たり25円以上値上げへ

自動車 ビジネス 企業動向

住友化学は15日、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、合成ゴム製品に関し、価格値上げについて需要家との交渉に入ると発表した。
 
ポリエチレン、ポリプロピレン、エスプレンEPDM、住友SBRともに1kg当たり25円以上の値上げを予定している。改定時期は7月1日出荷分から。
 
原料ナフサの国産価格は、昨年第3四半期に1キロリットル当たり8万5800円と史上最高値を記録したが、その後世界的な景気後退を反映して急激に下落し、今年第1四半期には1キロリットル当たり2万7000円となった。しかし、その後再び上昇に転じ、足元では1キロリットル当たり4万円を超える水準に達しており、今後さらに上昇する可能性もある。
 
こうした原料価格の高騰にともなう大幅なコスト増は、同社自身のコストダウン努力だけでは吸収できないことから、今後の安定供給継続のためにも価格値上げを要請するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  2. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  3. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  4. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
  5. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る