住友化学、合成ゴム製品など1kg当たり25円以上値上げへ

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住友化学は15日、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、合成ゴム製品に関し、価格値上げについて需要家との交渉に入ると発表した。
 
ポリエチレン、ポリプロピレン、エスプレンEPDM、住友SBRともに1kg当たり25円以上の値上げを予定している。改定時期は7月1日出荷分から。
 
原料ナフサの国産価格は、昨年第3四半期に1キロリットル当たり8万5800円と史上最高値を記録したが、その後世界的な景気後退を反映して急激に下落し、今年第1四半期には1キロリットル当たり2万7000円となった。しかし、その後再び上昇に転じ、足元では1キロリットル当たり4万円を超える水準に達しており、今後さらに上昇する可能性もある。
 
こうした原料価格の高騰にともなう大幅なコスト増は、同社自身のコストダウン努力だけでは吸収できないことから、今後の安定供給継続のためにも価格値上げを要請するとしている。

《レスポンス編集部》

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