リチウムイオン電池向けチャージャ リニアテクノロジーが発売

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リニアテクノロジーは、1セル・リチウムイオン/ポリマー・バッテリ向け小型モノリシック高電圧バッテリ・チャージャ「LT3650-4.1」、「LT3650-4.2」の販売を開始した。

新製品は、高い動作周波数と電流モード・アーキテクチャにより、小型のインダクタやコンデンサを使用可能なので、ノイズやフィルタリングの要件を最小限に抑える。最終フロート電圧精度は±0.5%に規定され、充電電流精度は±5% 、C/10 検出精度は ±2.5%。充電が終了すると、自動的に低電流のスタンバイ・モードになり、入力電源電流が85μA に減少。

シャットダウン時には、入力バイアス電流は15μAに減少。充電以外の期間はすべてバッテリからの流出電流を1μA以下に抑え、バッテリ寿命を最大限に延ばす。

また、安全性を確保し、自動充電制御を行うために、自動リスタート、自動前調整、温度規定充電用のサーミスタ入力、プログラム可能な入力電流制限、不良バッテリ検出、バイナリコードの状態出力ピンなどの機能を備えている。

用途は、産業用ハンドヘルド計測器、12-24Vの車載機器および重機、デスクトップ据置型チャージャ、小型のノートブックやタブレット・コンピュータといったアプリケーションに使用できる。

製品は、高さの低い小型の12ピン3×3mm DFNパッケージで供給、EグレードバージョンとIグレードバージョンを設定。両バージョンもマイナス40度-85度の温度範囲で動作し、1000個時の参考単価はEグレードバージョンが294円から、Iグレードバージョンが339円から。

《レスポンス編集部》

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