警報機を無視して進入、停車直前の列車と衝突

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15日朝、熊本県熊本市内にある熊本電鉄線の踏切で、踏切内に進入してきた乗用車と、上り普通列車が衝突した。クルマは列車に押し出されるようにして大破。運転していた76歳の男性が軽傷を負った。

熊本県警・熊本北署によると、事故が起きたのは15日の午前8時40分ごろ。熊本市清水亀井町付近にある熊本電鉄・菊池線、堀川 - 八景水谷駅間の踏切で、踏切内に進入してきた乗用車と、上り普通列車(御代志発/藤崎宮前行き、2両編成)が衝突した。

クルマは列車に押し出され、列車と八景水谷駅ホームの間に挟まれて大破。運転していた76歳の男性は一時車内に閉じ込められる状態となったが、自力で脱出。打撲などの軽傷を負った。列車の乗客乗員約50人にケガはなかった。

現場は警報機は設置されているものの、遮断機の無い踏切。クルマは線路の先にある県道の丁字路交差点に向けて進行していた。列車は八景水谷駅に停車するため、最終的な減速中だったため、20km/h以下の低速状態だったという。警察では乗用車が警報機を無視して進行していた可能性が高いとみている。

《石田真一》

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