15日夕方、愛知県刈谷市内にあるガソリンスタンドで、大型ダンプトラックの車台部分を点検していた57歳の男性が、車台と荷台の間に挟まれる事故が起きた。男性はまもなく死亡。警察では従業員が荷台の昇降レバーを誤操作したとみている。
愛知県警・刈谷署によると、事故が起きたのは15日の午後4時55分ごろ。刈谷市一里山町付近にあるガソリンスタンドで、客として訪れていた57歳の男性が、自己が所有する大型ダンプトラックの車台部分にある油圧アームを点検していたところ、荷台部分が突然下降した。
男性は車台と荷台の間に挟まれる状態となり、全身を強打。地元消防によって救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。荷台はこのガソリンスタンドに勤務する67歳の男性が操作しており、警察はこの男性から業務上過失致死容疑で事情を聞いている。
死亡した男性は従業員に対して「車両を移動してくれ」と依頼。従業員がサイドブレーキレバーを操作しようとしたところ、誤って荷台昇降レバーを操作したものとみられている。両レバーの形状は似ており、設置位置も近接していたという。