ホンダは、6月24日から幕張メッセで開催される太陽光発電に関する総合イベント「PV Japan 2009」に薄膜太陽電池を出展する。
今回は、初めての参考出品となる輸出仕様や、最大出力130Wのモジュール(一般住宅用)だけでなく、すでに販売している最大出力125Wのモジュール(一般住宅用/公共・産業用)も展示する。
同社の薄膜太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に優しい太陽電池として2007年10月に、ホンダの100%子会社であるホンダソルテックで生産・販売を開始した。一般住宅用を取り扱う販売店を現在の約150店から今年度内には250店まで拡大する。
ホンダは、2008年秋から公共・産業用の市場にも参入しており、今後は、高まる需要を背景に海外での事業展開も推進していく。