コルベット ZR-1 、戦闘機と対決!

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コルベット ZR-1 、戦闘機と対決!
コルベット ZR-1 、戦闘機と対決! 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車メディア『モータートレンド』は、シボレー『コルベットZR-1』とアメリカ海軍所属のアクロバット飛行隊、「ブルーエンジェルス」の『F/A18ホーネット』とのワンマイル加速競争を行った。

コルベットZR-1は、2008年1月のデトロイトモーターショーで初公開。「LS9」型6.2リットルV8にイートン製スーパーチャージャーを組み合わせ、最大出力638ps、最大トルク83.5kgmを発生するコルベット史上、最強モデルである。

ブレーキはカーボンセラミックで、キャリパーはフロント6ピストン、リア4ピストン。タイヤはミシュラン『パイロットスポーツ2』で、サイズは前が285/30ZR19、後ろが335/25ZR20だ。

トランスミッションは6速MT、駆動方式はFRと、目立ったハイテクは装備していないが、0-100km/h加速3.6秒、最高速330km/hの実力は世界トップクラス。ドイツ・ニュルブルクリンクのラップタイムは、日産『GT-R』を上回る7分26秒04で、これは現時点の市販車最速記録である。

また、2010年モデルでは、PTM(パフォーマンス・トラクション・マネジメント)を標準装備。これは、いわゆるローンチコントロールで、素早いスタートダッシュを可能にする。米国での価格は、10万9530ドル(約1050万円)というスーパーカーだ。

一方のF/A18ホーネットは、マクドネル・ダグラス社(現在はボーイング社に吸収)が1978年に開発した戦闘攻撃機。GE製ターボファンエンジンを2基搭載し、最大速度マッハ1.8の性能を誇る。湾岸戦争やイラク戦争で活躍したが、現在はアメリカ海軍所属のアクロバット飛行隊、「ブルーエンジェルス」で華麗な舞を披露している。

このブルーエンジェルスが「ブルーデビル」(青いコルベットZR‐1)と、1マイル(約1.6km)の加速競争を実施。注目の対決は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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