昨シーズンをもって17年間に及ぶF1ドライバーの地位に別れを告げたデビッド・クルサード。しかしシーズンが開幕してみれば、レッドブルは今季2勝とチャンピオンシップ2位を走る大健闘。テスト禁止策により任務も激減とクルサードにとって複雑な状況に。
「ドライバーはあれほどのプレッシャーを受けながら、毎戦毎に次戦に向けて回復しては、結果を出さなければならない。僕にそれをするエネルギーがあるのかどうか疑問に思ったから引退を決意したんだ。だがレギュレーションが変わり(テストが大幅に制限されたこと)、これなら僕でも充分対応できたと思う」とクルサード。
現在はBBCのテレビ中継の顔として活躍。F1を外から見られることを楽しんでいるとのこと。