マツダは、社会貢献活動の一環として、小中学生の夏休みの宿題や社会科の学習、指導に役立ててもらうため、児童・生徒を対象とした「マツダ船積み見学会」を7月24日に、小学校の社会科教諭を対象とした「マツダ社会科学習支援研修会」を7月28日と8月25日に開催する。
小学5年生が社会科の授業で「日本の自動車産業」について学習するため、同社は1996年からマツダ船積み見学会を開始している。さらに、より詳しい授業を展開するためにより深く自動車産業を把握したいという教育現場からの要望に基づき、1999年からは、マツダ社会科学習支援研修会を開催している。児童・生徒に加えて、教諭に対しても展開する活動で、学校教育への効果的な学習支援策として、参加者から高い評価を得ている。
船積み見学会では、本社敷地内に工場と専用埠頭を所有しているマツダの特長を生かしたイベントで、工場で生産されたマツダ車が、専用埠頭に接岸された積載能力5000台規模の大型自動車専用船に積み込まれ、欧州に向けて輸出される現場を見学してもらう。
マツダ社会科学習支援研修会では、プレス工場、車体工場、組立工場に加え、今年は『デミオ』や『アクセラ』用エンジンの生産工場を見学してもらう。車両組立の基本的な作業練習場である「組立実習室」での実習も体験してもらい参加する教諭にマツダのクルマづくりをより深く理解してもらう。
船積み見学会と社会科学習支援研修会の参加者には、自動車産業見学施設「マツダミュージアム」も見学してもらう。マツダミュージアムは、マツダが2006年に世界で初めて実用化した水素自動車『RX-8ハイドロジェンRE』の技術展示をはじめ、先進の環境・安全技術や走る歓びを体現してきた歴代のマツダ車などを常設展示している。
同社は、社会に有益な企業であり続けるために、学習支援などを通じて、地域や社会との交流を行って、今後もよき企業市民として、積極的、継続的に社会貢献活動に取り組むとしている。
問い合わせ先:082-286-5703