高速道路1000円…喜んでいるのは誰だ?

モータースポーツ/エンタメ 出版物

『週刊東洋経済』 7月4日号
価格:720円 発行:東洋経済新報社

『週刊東洋経済』が「『鉄道』進化論」という大特集をうっている。基本、鉄道シンパの記事なのだが、その中で、高速道路値下げがJR各社にとって大打撃になったと報じている。

高速道路値下げのために、JRだけでなく従来から「逆風にあえぐ」地方の私鉄や、すでに各媒体でも伝えられるようにフェリーや高速バスも苦戦している。高速道路値下げのために地方の公共交通は壊滅的な状況になるのではないか。さらには地方景気にも追い風とは限らないという。

特集全体は「JR、私鉄、ローカル線…鉄道ビジネス大研究!」というもの。鉄道に進化の余地はあるが進化できない問題が山積み、といった読後感。

気になる見出し…●鉄道を世界に売り込め!●整備新幹線の救世主か?●本格化するリニア計画。最初のヤマは駅の選択●逆風にあえぐ地方鉄道各社、高速道路値下げが大打撃●“鉄陸両用車”の実力●自動車王国・豊橋の奇跡●大都市鉄道網の期待と不安●最強「私鉄」東京メトロ 上場したら株価はいくら?●旗印は電気自動車だが…、ゴーン日産、波乱の船出●GMは「産政金複合体」、歴史的失敗のゾンビ救済

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る